セルフビルド&DIY
事の発端は義兄の言葉でした。
「出来る事なら自分で建ててみたいよなー、それが夢だな…」
そんな雰囲気のない義兄がそんな事思っているなんて考えもしませんでした。
「もしかしたらそう思ってる人って結構いたりすんのかな?」と思って頭の中で構想を練ってみると…面白そうじゃありませんか。
小さな工務店しか出来ない「色」がそこにはありそうでした。
本気でセルフビルドをしたい人はなかなか居ないと思いますが、少しだけでもやってみたい、手伝ってみたいと思っている人と一緒に造れたらそれは人生の大事な一ページになるだろうなーって。
考えているのは大事部分は大工が造って、内装に関して色々考えて悩んで薄ら笑いを浮かべて楽しんでもらえればと思っています。
子供部屋でも良いし、書斎でも良いし、壁の左官塗りでも良いし、自分の出来る範囲で、したい事をしちゃってください。
落とし穴付けたって良いし、壁一面本棚にしたって良いし、上がれもしない階段造ってみたって良いし。あとで後悔も思い出です。
造り方はしっかりと教えますし、ちょっとした道具ならレンタルもします。
左官屋呼んでレッスンなんてもアリだと思います。
ずれ始めた夫婦関係の修復や話しをしなくなった子供とのコミュニケーションにも役立つのでは?(笑)と思っています。
一生に一度かもしれない「家を建てる」事をもっと楽しみましょう。
そして自分の家に愛着を持ち、子にも孫にも住んでもらえるような家であればうれしいです。
大工がなぜDIYを勧めるか?
DIYが流行って流行って仕方が無いよ…。で良いと思います。
だって絶対素人じゃ出来ない範囲がありますし、その一部だけ頼んでくれれば十分です。
DIYで自分の家を直す。管理する。これが重要です。
家がボロくなってからじゃ遅いんですよ。まだいいや、まだいいやで気づいた時には取り返しのつかない事になっていてお金がかかる事もよくあります。
自分で出来る範囲で家を手入れして分からない事、出来ない事を尋ねてくれればきっとオオゴトになる前に解決出来ます。
その為にDIYを勧めています。
ですからDIYをサポートする気満々ですし、いろいろ教えていこうかと思っています。
セルフビルドをしたいのにもそんな理由が含まれています。
自分の家を自分で…ならしっかり見ますし覚えます。そこで自分の家がどういう風に出来たのかが分かっていれば多少の事は対処出来るでしょうし「出来るんだ!」と思うでしょう?
同じ人間です、出来ない事はありません。
やるか、やらないかだけです。
やってみません?