造るからには覚悟が必要です
「家を建てたい」「リフォームしたい」と思ったなら考えてほしい事があります。それは「今」では無く未来の事です。
例えば家を建てるにしてもリフォームしたいにしても「今」の生活に不満があるからですよね?
でも、家のローンは30年?35年?かは分かりませんが最低でもローンを払い終える頃までは想像して無ければならない。
早く払い終えたなら建て替えるかもしれませんよね?その時、家はゴミ(産廃物)に変わります。
その時まで見据えた家造りを考えて欲しいと思っています。
環境負荷のかからない建材の使用、リサイクル可能な建材の使用を目指しています。
ですから家を長持ちさせる為にも「今」では無く、子供が大きくなった時、子が家を出る時または帰って来る時、孫が生まれた時、子に引き渡す時、そしてゴミに変わる時までが造る人の責任だと思っています。
少し固いですが、森から木を頂いて建てる訳ですからそのくらいの覚悟は必要ですよね。その分期待に応えられるように頑張って行きます。
先を見据えた家
「そんな先の事分かりませんよ」と思わないでください。
自分が言いたいのは先の事考えて今建てるのではなく先にも対応出来るように建てましょうって事です。
木造住宅はその希望にフレキシブルに対応が可能です。
もちろんそれ相当の知識や経験が必要ですが、主要の構造材を取り除く事以外はなんとか出来ます。
将来この壁は壊したいとか、ここに壁が必要だとか、ここに増築しそうだと思うなら先に言っていただければ間違いなく対応が可能です。
プレハブや鉄骨、2×4には対応出来ない事でも出来てしまう所が木造建築の良さでもあります。
それくらいなら見えてきますよね?
未来を考えるなら木造です。